一般社団法人かわうちラボ

　

 

酒は人類史において最古から存在する向精神薬の一つですが、酩酊は往々にして混乱や無秩序をもたらし、社会から忌避される場合もあります。

 

「百薬の長とはいへど、よろづの病は酒よりこそ起これ」などと言われ、古来より酒は社会にとって両価値的存在です。

 

ここ川内村でも昔から農林業が盛んに行われ疲れた体を癒すため酒を愛する「酒豪」も多く、自家製梅酒などの地酒造りの歴史もあります。昭和の時代では、地域おこしの盛り上がりから特産品づくりとして、古代米で清酒を製造したことも記憶に新しいものです。

 

いずれにしてもその実績は長続きせず自然消滅となってしまいました。

 

その後、平成になり「蕎麦ビール」や「歸宴」も醸造され、村の新たな特産品へと発展しつつも大量生産とはいかず先行き不透明なものであります。また最近ではかわうちワインブドウ栽培も果敢に行われ今年にはワイン醸造の予定もあることから「かわうちワイン」の出来上がりが待ち遠しいものです。

 

 

NPO法人「元気になろう福島」の主催する川内村産日本酒「歸宴」の新酒披露会の催しを機に

「歸宴」も含め「蕎麦ビール」など一過性の「流行」に終わらせることなく、新しい「文化」として根付かせていくことが肝要と思われます。

 

そのためご賛同いただける皆様で、川内村の酒造りを通して村を愛し、酒を愛し、そして心あるものが一堂に会する「かわうち酒宴（さかもり）会」という組織を立ち上げることとなりました。

 

これは会員相互の親睦を図りながら、地場産業の振興と豊かで住みよい地域づくりに寄与することを目的とするものです。

 

 

「かわうち酒宴(さかもり)会」入会申し込みに関する詳細は以下の通りです。

 

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