川内村の魅力・問題点に関する意見交換の場を提供
去る3月13日(日)に、「川内村移住者交流会」を開催しました。
震災前の移住者は、田舎暮らしの観点から定年後の移住者が多数を占めていましたが、震災後は、一人親世帯の移住施策を積極的に進めていることから、若年層が増加傾向にあります。
しかし共通の問題として、移住者間の交流と地域住民との関わりが少なく、また移住者が抱えてきた問題や悩みなど、行政的には把握することが困難でした。
そのため、かわうちラボが主体となり、移住されてきた皆様がくらしの中の問題や悩み等を気軽に話せる機会を設け、先輩移住者と新規移住者との交流の場とし、より住みよい川内村への発展と川内村に定住促進を図ることを目的として「川内村移住者交流会」を開催することとしました。
交流会には移住者35人を含む約50人が参加しました。
遠藤雄幸村長が、村の復興や子育て・教育支援策を紹介し、2名の移住者に代表で村に来てからの体験談を語って頂きました。
意見交換では、村の魅力について、村に足りないものなど、全部で4つのテーマを設けご意見を出していただきました。
教育の環境が整っていて子育てに適している、需要に対して住宅が足りないといったような川内村ならではのご意見や、うわさが広まるのが早い、お店や公共交通機関が少ないなどの「田舎あるある」な意見も飛び交いました。皆様のご意見をもとに、行政と連携をし、少しずつ改善していけたらと思います。
この交流会が、移住者の皆様が次の移住者に繋ぐためのリピーターの役割を担っていただくための情報共有の場となることも期待しています。
皆様、貴重なご意見をありがとうございました。